瀬戸内海にある直島は「現代アートの聖地」と呼ばれているらしい。
何年か前にその存在を知ったのだけれど、遠いところにいくのは苦手だし、休みも取れないし、自分には縁のないところだと思っていました。
ただ今年いろいろあって、そのうち行けたらいいな、なんて思っていたら一生行かないだろうと思い立ち、勇気を出して行くことになりました。
旅程は旅慣れたうちの人が計画を立ててくれました。(感謝)
主な目的は
①直島のミュージアムホテルに泊まる事。
②隣の豊島(てしま)の内藤礼の作品がある豊島美術館に行く事。
あとは「地中美術館」と「李禹煥美術館」に行ければ文句なしです。
というわけで11月終盤に3泊4日で旅行に行ってきました。
行きは夕方1人で飛行機に乗り、(20年ぶりですごく怖かった)なんとか高松空港に着き、そこからバスで高松港近くのホテルに行きうちの人と合流しました。
ちなみに泊まった「ホテル川六エルステージ高松」は清潔で新しめのすてきなホテルだったので、もし行く事があればおすすめです。
翌朝7時30分にホテル出発。
歩いて10分ほどで高松港に到着。
まずは大巻伸嗣氏の作品が見られてちょっと興奮。
そしていよいよフェリーに乗り込みます。
瀬戸内海は穏やかで、朝日に照らされて島々の間を通り、とても非日常な感じ。
50分ほどで直島に上陸です。
まずは草間彌生の赤かぼちゃで写真を撮り、直島パビリオンという作品を楽しみ、ベネッセの宿泊者専用のバスに乗り込みました。
バスで荷物を預け、地中美術館チケットセンターに到着。
あらかじめ予約しておいたので、ここから徒歩5分ほどで美術館に。
ついにやってきた!
この美術館の成り立ちを何年か前に本で読んだけど、当時は自分が訪れることはないだろうと思っていたので、不思議な気持ちになりました。
中は写真撮影禁止だったのですが、その分作品に集中できてよかったです。
コンクリートの安藤忠雄建築もやはりすてき。
作品は主に3つだけでしたが、いずれもじっくり堪能しました。
印象的だったのはやはりモネの「睡蓮の池」。
天気もとても良く、外の自然光を取り入れた部屋の中で少し離れた入り口近くから見る作品は、とてもきれいでした。
部屋ではスリッパに履き替えるのですが、足下の2cm立方の大理石の感触がじゅうたんのように感じて面白かった。
ちなみに日本人より外国の人の方が断然多かったです。
お昼は地中カフェで瀬戸内海を眺めながらいただきました。
天気良すぎて、ガラス越しに日差しが熱いくらい。
さいごに地中ストアでお土産を。
普段は美術館行ってもポストカードくらいしか買わないのだけど、あまりに良い体験だったので、ハンドブックと鉛筆を購入。
モネの部屋の大理石を模した和三盆のお菓子はとても魅力的でしたが断念。
やっぱり買っておけばよかったかも。
長くなったのでとりあえずここまで。
何年か前に読んだ本はこれ
Kindle Unlimitedだと無料で読めます