小田原付近になんかすてきな場所がある、というのはなんとなく知っていました。
SNSで流れて来た写真を見て、いつか行ってみたいな、今かな!と思いサイトを見てみたら意外とあっさり予約が取れました。
5月のある土曜日の朝1番、10時の予約です。
朝の東名の渋滞を避けたくて、金曜日の夜に小田原の天成園というホテルに前泊。
清潔でお風呂も良くて、朝ごはんビュッフェが美味しかったです。
ホテルを9時30分ごろに出て、海沿いの道を走りちょっと山道を登って10時前に駐車場に到着。
ちなみに駐車場も事前予約制です。
天気は薄曇りで暑くもなく寒くもなくちょうどいい気候。
(柑橘がポツンと)
駐車場から少し歩いて、入り口でチケットを確認したらあとは自由に見学です。
はじめに入り口付近の「待合棟」で、大きな樹(樹齢1000年を超える屋久杉)のテーブルを眺めおしゃれな椅子に座って、のんびりします。
ここでお手洗いも済ませましょう。
ここから先、見る順番は特に決まっていないようなので、ぶらぶらーっと好きに散策。
でもやっぱりメインは「夏至光遥拝100メートルギャラリー」でしょうか。
壁にかかった写真が、ここを作った杉本博司さんのもので、直島にあったものと同じだ!と思い出がよみがえりました。
もちろんとても洗練されています。
外に出てガラスの舞台を横に見つつ、100メートルギャラリーの上を歩けます。
(映えスポット)
園内には他に、庭園や石や茶室や門などいろいろあるのですが、散策していてとにかく気持ちがいいです。
天候に恵まれたのもあるかも。
ただガイドの人と話したのですが、季節や時間帯によっていろんな風景が見られるので飽きないとのことでした。
事前予約制でチケットは3300円。
でもそのおかげで人数も限られていて混雑もなく、ゆっくり見られるなら全然高くないです。
直島とかと違って、インバウンドの外国人があまりいなかったので、実は穴場なのかなと思いました。
(これ買っておけばよかった)
午前の部(10時から13時)と午後の部に分かれているのですが、12時30分までじっくり散策して、最後の30分は野外のカフェでゆっくり海を眺めました。
ちなみにここで飲んだ柑橘の飲み物、ちょっとびっくりするくらい美味しかった。
ただの水に柑橘が入っているだけで600円か、ふーんと思って飲んだのですが。。。
普段飲んでいる甘い飲み物が濃すぎるのか、薄いあっさりしたやさしい甘さ。
甘露ってこんな感じなのかな。
もし行かれた際はぜひ飲んで!とおすすめしたい。
写真右に映っている冊子は入り口でもらえるもので、展示物の解説が載っています。
さっき通ったあそこのあれは、こういうものだったんだ!と理解が広がります。
復習するとまた面白いですね。
この後海辺の食堂で、海の幸(ミックスフライ定食)を食べて(めちゃ大盛りだった。。。)大満腹で家路につきました。
自宅からそんなに遠くない場所で、こんなすてき体験ができる場所があったとは。。。
いったことない方、自然とアートと建築を楽しめるなかなかのおすすめスポットです。
この本待合棟に置いてありました