下道と高速道路をビューンと1時間ちょっと。
到着しました。
思ったより山の上の方で結構登りました。
あまり情報を調べずに来たのですが、館林美術館とは違った意味でとてもすてきな現代アートの美術館でした。
建物はこんな感じで、好きな部屋から鑑賞できます。
1の部屋では今回のテーマであるトロイメライの絵が。(奥の青い絵)
2の部屋の奥にあった、草間彌生のかぼちゃ部屋はちょっと衝撃を受けました。
撮影不可で、黄色いかぼちゃ柄の部屋の中にもう一つ立方体があって、その中を覗くと、合わせ鏡の不思議空間。
この衝撃を忘れないようにと、帰りにミュージアムショップで絵ハガキを購入しました。
3の部屋は奈良美智の部屋がユニークだったのですが、1番奥の黒いカーテンの部屋があり、中に入るとそこは夜の海岸のようでした。
打ち寄せる波がシンプルで和っぽい感じ。
ここも合わせ鏡で広い空間に感じます。
面白かった。
どの部屋も他にも印象的な作品が多く、比較的小さな美術館ですが満足度はとても高いです。
(借景?がすてき)
8の部屋の特別展示室「觀海庵」も和風な感じと山水画と現代っぽい写真といろいろ相まって、不思議な空間でした。
ここは貸し切りでじっくり鑑賞。
その後カフェに行きコーヒーフロートで休憩。
雰囲気最高。(こんなにすてきなのにほぼ人がいない)
庭の屋外アートをいくつか眺めつつ、さいごに建物反対側の作品を。
ここは受付時に晴れてないとキレイに観られないみたいな説明があり、来た時は曇り空だったのですが、ちょうど晴れてきて太陽が!
これはチャンスと急いで向かい、見事虹をつかみました。
そんなに大きくないのにすてきすぎて、気がつけば2時間以上。
しかし今日の宿「松本楼」は原美術館ARCから車で10分ほどでした。
興奮しすぎてかなり疲労していたので、これは助かりました。
「松本楼」さんは駐車場ちょっとわかりづらかったのですが、車の誘導も丁寧で、チェックインや部屋までの案内も皆さんにこやかで気持ちがよかったです。
お部屋は606号室。
琉球畳で2人にはちょっと広めな、すてきなお部屋でした。
ちょっと休んで夕食前に館内の温泉に。
伊香保温泉では、「黄金の湯」と「白銀の湯」という2種類の温泉が有名らしいです。
松本楼はその2つが入れ替わりで体験できました
夕方は2階で黄金の湯。
疲れていたので少しだけにしましたが、気持ちよかったです。
夕食は浴衣を着て、目にも美しい料理をのんびりといただきました。
食後は廊下をぶらぶらしていると、365日分の花言葉?の額縁があり、自分の誕生日を探したり、うちの人やリリの誕生日も探したりして楽しみました。
夜は素敵なお部屋をじっくり味わいたかったのですが、早めに眠くなってしまい就寝。
朝食は、ビュッフェ形式。
おいしかったけど、やはり若い頃のようにたくさんは食べられず残念。
朝食後には8階の露天風呂で、白銀の湯を体験できました。(貸切ナイス!)
チェックアウトまでお部屋でコーヒーと外の景色を楽しみながらのんびり。
伊香保温泉と言えば、歴史のある365段の石段街。
帰る前に、ここは行っておかなくてはと思っていたら、宿からバスで頂上付近まで送ってもらえるサービスがあるとの事。
チェックアウト後、ワゴンに乗せてもらって、ビューン。
上りをだいぶショートカットしちゃいました。
頂上で神社にお参りし、後は石段を下り、1番下のシンボルマークで写真を撮ったりしました。
賑やかでたくさん人がいて、活気があってよかったです。
帰りは、車で2時間弱。
伊香保温泉てもっと遠いところかと思っていたので、意外と近くてオススメです。
まだまだすてき写真いっぱい撮ったのですが、ネタバレしないようにこのくらいにしておきます。
館林美術館の建築と広々とした敷地。
原美術館ARCの自然とモダンな感じの調和。
この2つの美術館は都会と違い、本当に空いていてとてーもおすすめです。
こんな体験をほぼ貸し切りとは感動でした。
伊香保温泉街とすてきホテル「松本楼」。
原美術館からすぐなのでセットでおすすめ。
大満足な群馬県の秋の旅でした!
かぼちゃの部屋のインパクト、ほんとすごかった。
