以前から気になっていた展覧会に行ってきました。
府中市美術館で開催中の、「池内晶子 あるいは、地の力をあつめて」展です。(2月27日まで)
仕事で半休取れたので午後行くことに。
お昼ごはんは、PayPayクーポンもあったので美術館近くのロイヤルホスト府中東店。
こちらも以前から気になっていた「コスモドリア」のスペシャルランチをいただきました。
ドリアにはチキンや海老、マロンが入っていたりと、ロイヤル伝統の味だったのですが、印象に残ったのは、食べ終わるまでずーっと熱々だったこと。
冷めずにおいしくいただきました。
平日の午後、ひとりロイホでのんびりランチして、このあと美術館ですてき展示を観るのだ!と思うと我ながらいいご身分です。
ドリンクバーで食後のコーヒーを楽しんだ後、いざ美術館に向けて出発。
車で行ったのですが、美術館から歩いて少しのところの無料駐車場に駐車。
歩いて到着。
入館料は、ぐるっとパスで2割引の560円。
広々としていて気持ちのいい空間です。
エスカレーターを上り、チケットを渡して、最初の作品とご対面。
感想ですが、すごくよかったです。(なんと月並みな表現。。。)
広い空間に赤い糸の作品があるだけなのですが、かんたんに言うとずーっと見ていられる系。
大巻信嗣氏の「Liminal Air」という作品を思い出しました。
作品を近くで見たり、離れて見たり、しゃがんで見たりと、目線が変わることによっていろいろ楽しめます。
パンフレットに載っている写真とは違い、真っ白な空間ではなく、フローリングの木の色と壁の白の空間ですが、それもまた良い感じです。
残念ながら写真は不可。
最近は撮影OKの展覧会も多いので、ちょっと残念。
2番目の作品は、暗い部屋の天井から白い糸が1本ぶら下がっていて、そこにスポットライトの光が当たっていると言うもの。
これだけ?と思ったのですが、やはりついじーっと見てしまいます。
3番目の作品は1番目の作品と似ていて、見る角度によっていろいろ変わります。
大きな展示は3点だけなので、人によってはあっという間に終わってしまうかも。
私は人が少なかったこともあり、じっくり鑑賞することができて満足です。
外の空間にでて、もう1部屋展示がありました。
正直あまり期待していなかったのですが。
(ここは写真OK)
手前の作品もよかったのですが、奥にチラリと見えるポストカード大のドローイング?がとてもとてもすてきだったのです。
8×16で128枚の絵があったのですが、さまざまなイメージのものがあり、かなり長い時間眺めてしまいました。
作者が毎朝、夢で見たイメージを書き溜めたものといった説明があったような。。
それにしても、糸の展示も良かったのですが、こちらのドローイングにこんなに心惹かれるとは。
いろいろな形や色、水彩画のような淡くにじんだものなど、今となっては記憶もあいまいですが、ずーっと見ていたくなりました。
あまりに気に入ったので、図録を購入しようかとも思ったのですが、まだ準備中とのことで、販売されていませんでした。残念。
さて、今回はすてきアートに出会えてとても満足な日でした。
ぐるっとパスで行きたいところがまだいくつかあるので、コロナに気をつけつつ楽しみたいです。