③ついに豊島美術館へ☆

 

 

つづき

 

 

翌朝の朝食ビュッフェ。

 

少し離れたレストランまでトコトコ5分ほど。

 

朝のアートもいいものです。

 

 

朝日がまぶしい瀬戸内海を眺めながらの朝食は、まさにすてき体験でした。

 

 

オーダーでオムレツはよくありますが、エッグベネディクトがいただけました。

 

 

部屋に帰りベネッセハウスパークに別れを惜しみつつ、送迎バスで港まで。

 

ここから私的旅のメイン、豊島美術館目指してフェリーに乗ります。

 

行きで乗ったフェリーとは違いちょっと小さめの船。

 

豊島には30分弱で到着。

 

船を降りて、預かり所に旅行カバンを預けていたら、美術館行きのバスの最後の乗客に。

 

私たちのうしろにいた海外の方たちは、バス乗れませんと言われて、1台だけいたタクシーに乗ってました。

 

ぎゅうぎゅうのバスに15分ほどゆられ、ついに美術館前に到着。

 

なんかYouTubeで見た、海に向かって降りていくような風景です。

 

 

左手には段々畑、右手に美術館の受付所、正面には瀬戸内海。

 

 

ここも予約制で、近くにいた若いカップルが予約してなかったようで、もめていました。

 

あの2人のその後はどうなったのかなー?気になる。

 

 

気を取り直しあたりの風景を堪能しつつ、左手の細い道を進み、この道合ってるの?と不安になった直後、ついに美術館入り口。

 

 

受付の人に説明を聞き、靴を脱いでいよいよ中に。

 

 

入り口を入るとそこは何とも不思議な空間。

 

以前写真で見た通り、柱のない曲線的な空間で天井に2カ所穴が空いていて、空と樹々が見えます。午前11時前後の日差しが穏やかに降り注いでいます。

 

あたりには、大人も子供もいろんな国籍の人も、みんな思い思いの場所で歩き回ったり座ってみたり寝そべってみたりしています。

 

そしてみななるべく音を立てないように静かな空間が保たれていました。

 

地面からはあちこちから小さな穴から水がチョロチョロっと出たりしています。

 

床が平らではなく微妙な角度になっていて、湧き出た水が生き物のように流れていき、他の水と合流して大きくなっていったりします。

 

ランダムに水が出てくるのでついつい腹ばいになって見入ってしまいます。

 

内藤礼という作家の作品を見るのは2度目で、直近に銀座エルメスで初めて作品空間を体験。

 

その繊細さというか作家の個性に納得です。

 

来る前はもしかしたらすぐに飽きて時間余っちゃうかななんて思っていたのですが、結局1時間くらいただぼーっと滞在してしまいました。

 

他にはどこにもないここだけの空間だなぁ、ここにこれて良かったなと思いました。

 

天気にも恵まれ、ちょっと肌寒いくらいで風もおだやか。

 

季節や時間帯によってだいぶ見え方が変わるようですが、この日この時に来ることができてよかったと心底思いました。

 

 

夢がかなったーと十分満足して、となりのおみやげアンドカフェコーナーへ。

 

 

さっきの空間は「母型」という作品タイトルですが、ここはミニミニ母型でした。

 

ちょっとお茶してここでもハンドブックと鉛筆を購入。

 

 

のんびりした後再びバスに乗り、今度は途中下車して、予約しておいた「海のレストラン」へ。

 

 

 

 

まさしく海の目の前でパスタなどをいただきつつ、次の小豆島行きの船までだいぶ時間があります。

 

ふと思い立ってお店のお姉さんに事情を話すと、レストラン前に道路を挟んである宿泊施設でお茶できるとの事。

 

ネットで検索したけどカフェとは書いてなくて?となったけど、同じ会社が経営していて、店員さん同士知り合いなので事情を話せば大丈夫との事。

 

 

結果的に、こちらの施設でお茶したりちょっと読書したり(なんと貸し切り)建物内を案内してもらったりとちょっと特別な体験ができました。

 

 

このすてきな施設の名前は「豊島エスポワールパーク」です。

 

ちょっとした偶然で、出航まで予定にないのんびりとした時間を過ごすことができました。

 

知らない人に親切にしてもらってなんか旅って感じでした。

 

 

 

16時過ぎにまたまた船に乗って、小豆島へ。

 

港までホテルのかたに迎えに来てもらって車で送迎。

 

夕暮れどきに高台のホテルに到着。

 

 

無事食事をいただき(なんか昭和の宴会場みたいな感じでとてもよかった)露天風呂にも入り就寝。

 

旅行記もうちょっとだけつづきます。

 

 

 

ふるさと納税!

 

 

 

 

 

 

 

 

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