先日ぐるっとパスで行ったことのないところを探していて、練馬区立美術館を発見。
近くにちひろ美術館もあるということで、はしごしてその後美味しいものを食べようという夏の休日を計画・実行してきました。
練馬区立美術館では「平田晃久ー人間の波打ちぎわ」という展覧会を9月23日まで開催中。
現代建築好きなのでおもしろそうと思い期待。
初めて訪れたのですが、西武池袋線の「中村橋」という駅から徒歩ですぐ。
近くに車を停めて歩いていくと、美術館入り口の前に公園が!
ワクワクするような展示物が多く写真をたくさん取りました。
中に入ると天井部分から黄色いアミアミが垂れ下がっていて、とてもいい感じ。
順番に見ていくと、絵と建築模型と謎のオブジェなどがありなかなか興味深いです。
建築模型
近づいて見ると
精巧にできていて見入ってしまいます
「ナインアワーズ」というちょっとおしゃれなカプセルホテルがあり、以前から興味があって泊まってみたいなんて思っていたのですが、そこのデザインを担当していた方のようです。
このあとこの練馬区美術館は建て替えをするのですが、ここのデザインも担当するとのこと。
新しく建て替わったら、ぜひ再び訪れてみたいと思いました。
「人間の波打ちぎわ」の意味はよくわからなかったけど、その世界観みたいなものはとても楽しめました。
建築模型ってなんかすてきです。江戸東京博物館に行った時もアップの写真をたくさん撮ったことを思い出しました。
最後にカラフルなキリンさんにお別れ
続いて車に乗って10分ほど?かな。
ちひろ美術館に到着。
敷地内の駐車場3台ありますが、空いてました。ラッキー⭐︎
確か4年ほど前に訪れたことがあって、その時以来2度目の訪問。
今回は「いわさきちひろ ぼつご 50ねん こどものみなさまへ あ・そ・ぼ」という展覧会名。
ちひろの絵本を見やすく配置したものや、こどもの目線から作品を見られるようになっていたりといろいろ工夫されています。
こどもが主役なのはもちろんですが、大人が見ても十分楽しめます。
ワンちゃんと過ごす夏休みのお話しとか、ぐっと引き込まれてしまいました。
雨の日に窓ガラスが曇ったところに指で絵を描く、という行為は誰もが経験あると思いますが、それをデジタル?で体験できました。
(ちょっとチームラボみたい)
指でなぞったところで図が書ける感じ。
面白かった
そしてさいごの部屋ですごくすてきな展示が!
白い床についてる水彩のようなあと。
これ自分が歩いたあとなんです。
そしてピアノの音とともに足あとと色と音が楽しめるというもの。
ちょうど人がいなかったので、大人だけどはしゃいでしまいました。
これ楽しい!!
うまく歩いてるとこの写真がないんですが、これは大人もこどもも楽しめると思うので、ぜひ体験してみてはと思います。
ちひろの絵ももちろんすてきなのですが、50年後にこうして現代の人々がいろいろと考えてコラボしてすてきな作品を生み出しているところにグッときます。
作品のタイトル
このあとショップコーナーで、すてきなピアノの音が流れているなと思って、音源を見たら、さっきの作品の音を担当している「高見澤淳子」さんという人のCDでした。
CDは購入しなかったのですが、アップルミュージックに作品が一つだけあって「星霜」というアルバムは最近お気に入りでよく聴いています。
今回もちひろ美術館、よかったー!
そこから車で30分くらいか、一応帰り道方向に最近友人に教えてもらいハマった三鷹の「マルデナポリ」というレストラン。
青と白のストライプがすてきなちょっと大きめの一軒家イタリアンレストラン。
内装
2階からショーケース!
ピザ
パスタ
デザートは迷ったけどモンブラン
雰囲気いいし、ピザもパスタもおいしい、おまけにショーケースに並んだ夢のようなケーキたち。
うっとりランチでした。
この日もすてきアートを見て体験して、おいしいものを食べて、帰って昼寝して。
暑い日が続いてぐったりしていましたが、なかなか完璧な夏の休日でした。
残りの人生、こんな日を多く過ごせますように。
お気に入り曲