多摩動物公園につづいて。
行ってきました、初台の東京オペラシティアートギャラリー。
開催中の展覧会は「石川直樹 この星の光の地図を写す」です。
車で仕事をしていたころ、よくラジオでJ-WAVEを聞いていたのですが、その中の番組で、何度か彼がゲストで出演していたので存在は知っていました。
すごい冒険をしているけど、豪快だなとか、すごいんだぞ感皆無の、割と普通の語り口で好感のもてる方という印象。
京王線初台の駅直結のこのビル。いつ来ても雰囲気が好きです。
さて、いくつかエスカレーターを登り、入場。
まず受付でぐるっとパスを渡して、その後スタンプを押します(2個目)。
ちなみに入場料は一般1200円です。
そのあとすることは、コインロッカーに荷物や服を預けましょう。
100円入れますが、あとで戻ってきます。これで楽な恰好でじっくり観賞できます。
展示室に入る前に受付でもらったチケットを見せたら、パンフレットをもらえます。
会場の作品とパンフレットを見比べると、よりわかりやすいです。
入って最初のスペースは「白」。
「DENALI」(マッキンリー)という北米最高峰の写真が飾ってあります。
20歳で登頂に成功。これが彼の旅の原点になります。
「POLE TO POLE2000」といって、北極軸から南極点まで人力で地球を縦断するというプロジェクトの写真も2枚ありました。(日本代表として参加)
徒歩とスキーと自転車で9ヵ月。さらにこのあと1人で南極大陸最高峰と、南米大陸最高峰にも登頂したそうです。
なんかすごすぎて、わけがわからないのですが、その時の写真は2枚。
(この冒険だけで、すでに1つの展覧会できそうですが、まだ入り口)
でもそんなことを知らなくても、単純に写真の風景が美しい。
日本のごく狭い地域で生活している私には、なんかまぶしく感じてしまいます。
世界は広いなー。
この部屋は白とは打って変わって、茶色。
太古の壁画をテーマに、そこにたどり着くまでの道のりや、現地の人々の様子などを撮影しています。
太平洋の浮かぶ島々で、ハワイ、ニュージーランド、イースター島(モアイの島)を繋ぐ三角形は「ポリネシア・トライアングル」呼ばれているそうです。
(はじめて聞いた)
そんなに広い海域なのに、同じ言語を持つ人々が往来する文化圏があります。
それらの写真が展示。
部屋の真ん中を、ななめに区切るように大きなスクリーンがあり、反対側にはニュージーランドの原生林の写真などが展示。
スクリーンには、その植物の緑が多く映る映像作品(6分56秒)が流れています。
暗くてわかりにくいですが、4人掛けのフカフカ椅子に座って鑑賞。
富士山の部屋は、小さいスペースでしたが、とてもすてきだったので1枚インスタにアップしました。
(オペラシティアートギャラリーはいつも、全体的に展示の仕方がとてもすてきだと思います)
やはり写真多めで長くなってしまったので、後半につづきます。