ふしぎ体験その2
2016年の秋に、茨城県北芸術祭(KENPOKU ART)に行った時の話です。
JR常磐線の日立駅は、ガラス張りの駅舎で、海が見える駅として有名だそうです。
その中にある「シーバーズカフェ」は絶景カフェとしてこれまた有名らしい。
県北祭はあちこちでいろいろなアート作品を展示しているのですが、日立駅にも作品があったので、まずはここを訪れて、早めのランチにすることに。
作品を楽しんだ後、さっそくカフェに入りました。
そして眺めのいいカウンター席に座り、早めのランチを食べながら、目の前に広がる海を見ていた時のこと。
海の上に、なんか黒いモヤモヤとしたものが見えます。
左の方からゆっくりと右に動いている。
「何だあれ?」
はじめに思ったのは、黒っぽい鳥がたくさん集まっているのかな?
でもなんか違う気がする。
目の前の景色が広すぎるのと、海の上は比較になるものがないので、遠近感というか大きさがよくわからない。
となりにいたうちの人に、「なんか変なものが見えるよ」、と言ったのですがあまり興味を示しません。
海の上を、黒っぽいモヤモヤした魔物が移動しているのを見ているのだろうか!
こんな午前中の明るい陽光の下で!
と思ったのを覚えています。
他に誰も見ている人がいないし、気にしつつもちょっと目を離して、再び見たらいなくなっていました。
???
もし鳥の群れだったら、こんなに忽然と消えるかな?とふしぎに思いました。
ふしぎな体験ということで思い出した話ですが、写真でも撮っておけばよかった。
そう思いつつおもいでばこを見てみると、なんと写真撮ってました!
その写真がこちら!
おわかりいただけただろうか。
わかんないですよね。
ipod touchのカメラではズームしてもこんな感じでした。
あんまり怖いとか、禍々しい感じはなかったのですが、なんだかわからない変なものを見たという感じです。
冷静に考えると、海の中の魚を狙った鳥の群れ、というのがいちばん合理的な説明なのですが。。。
どうもそういう鳥たちの動きとも違ったようなところと、忽然と消えてしまったところが記憶に残った原因です。
カフェの人に聞いたら、あっさりと「あぁ、あれは鳥の群れですよ、よく見ます」なんて言われそうな気もしますが。
もし似たようなものを目撃した人がいたら、ぜひ教えてください。
お便り待ってまーす!
新耳袋の第2夜です