2003年発売のこの曲。
はじめて聞いたのは、通勤途中、車を運転中のラジオで。(JーWAVEだったと思う)
くるりは「ばらの花」が好きで、気になっていたバンドだったけど、1回聴いただけで、なんてかっこいい曲なんだろう!と興奮したのを思い出します。
すぐにCDを買いに行きました。
本もそうですが、音楽もよほど気に入ったものでないと購入しない性格です。
手元に置いておきたいものは、ほんの一握り。
1日1回聴いたとして5000回くらい聴いたかも、ホントに。
年齢のせいだと思うのですが、最近新しい音楽にあまりときめかなくなりました。
小中高と歌謡曲やバンドブームの中で、いろんなお気に入りの曲があったけど、今聞くとちょっと懐かしく感じてしまいます。
自分にとっては20代から30半ばにかけてが、なんか音楽シーンがキラキラしていた時代だと思います。
2000年代前後ですかね。
以前紹介したように、安全地帯やキリンジとか、他にもたくさんいいなと思う曲はあるけど、くるりの「HOW TO GO」も、心のベストテンに入る曲です。
何でこんなにくりかえし聴いてしまうのか、正直自分でもよくわかりません。
歌詞もちょっと意味がわかりやすいものではないし。
全部好きだけど、スローテンポで、かつサビ以降のキラキラした感じがなんともいえず気持ちいいのです。
一時期、携帯の着メロにもしてました。(なつかしい)
当時まだ若かったせいか、この歌詞を聴いて、人生って上り調子でどんどん良くなっていくんだ、と根拠もなく思っていた記憶があります。
今のところ、そんなに悪くない人生だと思うけど、想像を超えるような日というよりは、なんとなーくのんびりした感じでここまで来てしまいました。
この先どうなることやら。。
(こういうのすてきピクニックでしたい)
ちなみにアルバムやライブなどバージョン違いがいくつかありますが、たくさん聴いたせいか、CDの1曲めのバージョンが1番好きです。(ギターソロがよい)
あと珍しいことに、同時収録されている「すけべな女の子」という曲も同じくらいかっこいいのです。
1枚のシングルCDに、2曲も良曲が入っているなんてとても幸せ。
こっちの曲は自分の中では、田舎の夏の夕暮れやお祭りを想起させます。
疾走感があってとてもすてきな曲です。
Amazonのミュージックアンリミテッドに入っているので、今はアレクサに「くるりのHOW TO GOかけて」というだけで曲がかかります。
CDからiPod、そして今では話しかけるだけで音楽がかかるなんて、時代は変わるものですね。
ちなみにアレクサ、「くるりのすけべな女の子という楽曲はみつけられませんでした」、と言ってかけてくれません。
Amazonさん、早く対応してくださいね。