ぐるっとパスの地図を見て、両国から行けそうな、上野エリアの施設を探しました。
割引ではなく入場できて、今まで行ったことのないところ。
「旧岩崎邸庭園」?
ふーん、古い建物と庭園、、、よしここに行ってみよう!(無知)
「御徒町」も名前は聞いたことあるものの、はじめて降りた駅。
駅から徒歩10分ということで、地図を頼りに歩きます。
途中、大きな池だなーと思っていたら、「不忍池」(しのばずのいけ)でした。
池の植物、たぶん蓮だと思いますが、この季節枯れまくってました。
今度きれいに咲いてるときに、再訪したいです。
ちょっと迷ったもののなんとか、入り口に到着。
この時点ではまだあまり期待してなくて、ささっと見て次はどこに行こうか?と考えていました。
入り口から広々した砂利道を歩きます。
紅葉とあいまって、なんか歩いていて気持ちいいです(そこそこ歩く)。
道を左に折れて受付が見えてきました。
受付でぐるっとパスを見せて、左を向くと建物が。
このあたりから、この場所なんかいいかもと思いはじめて。。
いよいよ旧岩崎邸に足を踏み入れるのですが、警備の方にビニール袋を渡されます。
ここで靴を脱いで、袋にいれて持ち歩くようにとのこと。
おそるおそる靴を脱いで上がるのですが、赤い絨毯!
なんかこの辺からテンション上がってきました。
中から外を見ると
なんか歴史を感じるというか、重要文化財というだけのことはあります。
今から120年くらい前の、1896年(明治29年)に建てられたそうです。
天井や壁の模様もいろいろと由来があるようです。
2階ベランダから、庭を眺めます。
お宝か?模様がきれい。
ちょっとした照明がモダンな感じです。
平日だけど、けっこう見学の方々でにぎわっていました。
迎賓館としての洋館から、生活の場としての和館に。
小さな庭もすてきでした。
これが個人のお宅だったとは、すごいですね。
最初は岩崎さんて誰?という私でしたが。
ここまできて、「岩崎邸」とは三菱財閥初代の岩崎弥太郎が邸地を購入。
そして財閥3代目の岩崎久弥が建てた邸宅だったのかと、説明を読んで認識。
帰宅してから、三菱家の創業の歴史本を読んで、理解を深めました。
和館から靴を履いて外の庭にでます。
少し寒かったのですが、広々とした気持ちのいい庭園。
先ほど庭を眺めた、2階のベランダが見えます。
帰ってから知ったのですが、この建物、120年の間にいろんな出来事を見てきたのですね。
・美術館だけではなく、こういう庭園などもとてもすてき体験ができます。
・知らなくてもすてきですが、背景を知るとさらに理解が深まっていろいろ考えさせられます。
・写真があまり上手ではないので、魅力を伝え切れていないのですが、一度は訪れる価値があるところだと思います。
お腹空いてきたのですが、もう少しがんばって、次の目的地のため、御徒町駅に戻ります。
つづく
後日この本読んで、今ある三菱というグループがどんな風に始まったのか。(波乱万丈です)
創業者からの4人はどんな人たちだったのか、どんな人生を送ったのかなどを知りました。
読み物としてとてもおもしろかったです。