レストランを後にして、再び6階受付へ。
再入場ですと告げて、パスを見せ中に入ります。
5階に降りて、ショートカットし東京ゾーンに。
お腹もふくれたし、ここもさーっと流してなどと思っていたのですが、もう初めから昔の自転車にまたがったり、人力車に乗ったり、おおはしゃぎしてしまいました。
ちょっと順番を飛ばしたようなので、戻って江戸から東京に移り変わる様子を、順を追って観ていきます。
江戸城の無血開城から、文明開化の様子。
産業革命から、当時の人々の生活などを、模型や資料などでじっくりみることができます。
明治時代って1868年から1912年までの45年間だって知ってました?
恥ずかしながら、あまりよくわかってなかったです。
ちなみに大正時代は1912年から1926年。
幕末から第二次世界大戦の終戦までの出来事が、自分の中ではそれぞれ個別に覚えていたのですが、今回展示を見たことによって、時系列で整理されて覚えられたように思います。
学生のころに来たかったです。
明治初期の大火事のあとの銀座の様子や、銀行や新聞社の設立、鹿鳴館や当時の娯楽。
関東大震災(1923年)と、空襲をへて戦前戦後の市民生活の移り変わりなどを、とても興味深く見ることができました。
最後の方は自分たちの生まれる少し前の展示などを見て、これ昔家にあったよなーなどとなつかしくなりました。
そして現代に。
江戸から現代東京までの流れを体験。
歴史というと古い昔のことと思いがちですが、現代までつながっているという事を実感しました。
行く前は正直、とりあえず1度くらいは行っておくかぐらいの気持ちだったのですが、とても勉強になったし、なにより楽しめました。
もし訪れたことがないなら、とてもおすすめの博物館です。
都内在住・在学の中学生までのこどもはなんと無料です。
ぐるっとパスがなくても、このボリュームで600円はかなりお得なのでは?
今度、企画展がある時にまた来てみたいと思いました。