きっかけは、スクートマンです。
タイヤの空気圧を入れるのに、近所のガソリンスタンドに行くのですが、電動スクーターのためにガソリンを入れる必要がありません。
何度か空気を入れてもらったのですが、無料でやってもらうため、なんだか申し訳ない気持ちに。
そこで自分で入れる方法はないかと思い、電動の小型の空気入れを探してみました。
例によってAmazonで探し、よさそうなのがあったのですが、レビューを見ると、けっこう大きめの音がするというのと、ボタンを押せば瞬時に空気が入るわけではないとのこと。
ちょっと思っていたのとちがう。
そこからさらに調べているうちに、いわゆる自転車の空気入れで、車のタイヤに空気を入れられるという情報(時間と労力はかかる)を発見。
それならもしかして、スクーターのタイヤもいけるのでは?
自転車の空気入れで、売れ筋ランキング1番人気のものを購入しようと思ったのだが、ふと2番人気のものを見てみると、英、米、仏式のバルブ対応とある。
ざっくりとですが、
普通のいわゆるママチャリなどは「英式バルブ」
車とかオートバイは「米式バルブ」
タイヤが細くて競技用みたいなロードレーサーという自転車は「仏式バルブ」
ということみたいです。
スクートマン(米式バルブ)にも空気を入れられるし、すっかり乗っていないけどDAHONのROUTE(英式バルブ)もOK。
お値段も、電動のものは6000円くらいのものを買うつもりだったのですが、こちらはなんと1462円(購入時)。
というわけで、ちょっと心配しつつもこの値段ならということで購入。
「パナレーサー 空気入れNEW楽々ポンプ ブラック」 です。
昔、家にあった空気入れは、金属性の重いやつで、しかもなかなか空気が入らなかったイメージ。
しかし、パナレーサーはすごかった!
まず樹脂製で軽い。
さっそく、スクートマンのタイヤに空気を入れてみたのですが、手ごたえはそんなにないのに、軽く10回くらい上下したらもう規定値の2.8に。
もっと時間がかかると思っていたので、こんな簡単にと拍子抜け。
つづいて、室内保管していたDAHONの自転車。
こちらは米式バルブ。
こんな風に取り付けます。
だいぶ空気が抜けていましたが、こちらも15回くらいで空気がパンパンに。
あとで調べたら、空気の入れすぎはタイヤが破裂してとても危険なのだそうです。
予想以上の空気入れ能力に驚きです。
米式はそのままバルブに挿して固定。
英式はアタッチメントをつけてからバルブに固定。
いづれも一度やればかんたんに覚えます。
仏式はたぶん試す機会がないと思いますが。
あと根元の部分に、ボール用と浮き輪用のアダプターが入ってます。
この値段で、この機能、いろんな方式に対応。
これはちょっとすごい商品なのではないかと思います。
ふだん周囲の人と、自転車の空気入れについて話し合う機会がないので、これみんな知ってるのかな?と疑問。
知らなかったのはわたしだけなのか。
週末テニスの練習があるので、パナレーサーを持っていき、自転車で来ている人に、空気を入れてあげようと思います。
知らなかったあなたには、とってもおすすめの、すてき空気入れでした。