すっかり秋ですね。
芸術の秋、食欲の秋ということで、「ぐるっとパス」第2部スタートです。
オープニングは八王子夢美術館の「王立宇宙軍 オネアミスの翼展 SFアニメができるまで」に行ってきました。
「オネアミスの翼」は1987年3月公開のSF映画です。
当時中学2、3年生だったのですが、映画のCMが印象的だったことをよく覚えています。
実際に観たのはそれから何年かして、テレビで放映された時でした。
ビデオに録画したのですが、音楽と緻密な世界観にひかれて、何度も見ました。
大人になってから、この映画のオープニングの曲がどうしても聴きたくなり、ヤフオクで映画のサントラを購入したのもいい思い出です。
はじめて訪れた八王子夢美術館。
京王線の八王子駅からのんびり歩いて20分くらい。
お店が多くて、眺めつつ歩いたらあっという間。
美術館はビルの2階です。
受付でぐるっとパスを渡します。
うしろでスタンプを押したので、ここから2か月間のスタンプラリーのはじまり!
入口を入ると、会場内は撮影OKです。
監督の自筆のメモや、イラストの数々。
見ていくと、その緻密な世界観を支える資料の多さ、細かさに驚かされます。
映画の中に登場する、街の建物やベンチ、電話ボックス、看板など。
登場人物の服装、生活道具、家の間取り、はてはその国の文字、数字など、1から作ってるの?とまさに驚きの連続。
会場自体はそんなに大きくはないのですが、展示された資料を、流さずに集中してみると、なんという細かい作業の連続なのか!と圧倒されます。
これ1から考えて、最終的に映画にするまでに、膨大な作業量だなと。
世の中のアニメとかドラマとか映画とか、はてはモノづくりとか産業とか科学とか、いろいろな分野の人間の行いなどに思いを馳せました。
このロケットの絵1枚にしても、すごいすてきです。
見終わって、「SFアニメができるまで」、というだけではなく世の中のものをつくっている人たちに尊敬の念をおぼえました。
ひとつ残念だったのは、音楽について触れられていなかったこと。
自分の中では、アニメーションと同じくらい音楽が重要だったので。
でも訪れて良かったです。
会場をでて、午後1時。
せっかく八王子にきたので、以前調べたラーメンの有名店に行くことに。
平日の午後1時10分くらいに到着したのですが、前に6名ほど並んでいます。
普段は、待ったり並んだりするのが苦手なのですが、忍耐力を鍛えるのだ、と思い並びました。
カウンター席が7席。
このあとお店の中にも、待ちの人が7名ほどいることが判明。
お店の方は2名で、接客もていねい、無駄のない動き。
待つこと40分、すてきラーメンをいただきました。
とてもおいしかったのですが、うしろで待っている人たちもいたので、なんか少し急いで食べてしまいました。
もっと味わって食べたかった。。
でもおいしいからみんな並びますよね。
映画はもちろんよいですが
この音楽がすごく好きです