2000年のアメリカ映画。
監督はインド出身のターセム・シン。
「ザ・セル」が監督デビュー作。
人の心の中に入って、心理学者がなんかいろいろする、見たこともない美しいイメージの映像の映画というイメージ。
おそらくどこかで、予告編か何かを見たのだ思います。
主演はジェニファー・ロペス。この人も名前は聞いたことあるけど、今回はじめて見ました。
以前から見たい映画で「The Fall 落下の王国」という映画があります。
これも予告編を見て、そのカラフルで美しい映像が気になった映画なのですが、近くのレンタル店には当時置いてなくて、それっきりに。
先日ふと思い出して、アマゾンプライムで検索。
残念ながら「落下の王国」はなかったのですが、なぜか候補の1番目に、「ザ・セル」が。
なんかピンときて、もしかして同じ監督か何かつながりがあるのでは?と思い、とりあえず前から気になっていたこともあり、予告編を観ることに。
映画の予告編は、なんか2種類あって、1つは映画の見どころを編集してる(観たくなる)バージョン。
もう1つは、ただ映画の最初から2~3分流すだけの(やる気ない)バージョン。
後者の場合、映画会社や役者の紹介なんかで本編がどんなものか参考にならないものが多いです。
「ザ・セル」の場合は後者だったのですが、その最初の2~3分の映像でグッとつかまれてしまいました。(ありえない感じで美しい)
こういうタイプの映画は、映像美が中心でストーリーはイマイチのイメージがあったのですが、そんなこともなくて、私はこの映画とてもよかったです。
注目の映像は、心の中の虚構の世界ということで、カラフルでSFな感じもあれば、ちょっと普通では思いつかないようなイメージの羅列や、シュールレアリスムの絵画のような世界感。
(ジョジョの第5部の輪切りのシーンと、この映画の馬のシーンはどっちが先かな?と今思った。)
あとストーリーも思ったよりしっかりしていて、サイコサスペンスというか、けっこう最後までハラハラドキドキします。
心の中の世界での衣装の美しさや独創性、あとけっこうな残酷描写や驚きもありますが、なんというかそれだけではなく、「細部までクッキリ見える夢の世界」のような印象。
2000年とちょっと古い映画なので、正直あまり期待しないで見始めたのですが、とても印象に残る映像でみて良かったと思います。
ネットでの評価とかは、まだ読んでないので、これ書き終わったあと見てみます。
当時大評判になったような記憶もないので、星3つくらいなのかな。
・映像が独創的でストーリーも悪くなくおもしろかった。観てよかったです。(というかけっこうプライムで映画観てますが、基本印象に残るような映画しか感想書いてないです)おすすめ☆
・ちらっとウィキペディアで見たところ、この作品の監督は、これがデビュー作で、予想通り次の作品が「落下の王国」でした。
・アマゾンプライムは有料だった映画が、知らぬ間に無料になってたりするので、「落下の王国」は観たいけどもうちょっと待ってみます。(少し前に「インターステラー」を有料で観たら、今は無料で観られるように。。。)
・107分と2時間以内なので、そこもおすすめ。(映像は濃いけど)
まずは無料体験してみては?