ぐるっとパス2018 神泉から渋谷へ

 

 

松涛美術館

 

 

先日スタートしたぐるっとパス第2部。

 

 

次に訪れたのは、京王井の頭線神泉駅から徒歩5分の「渋谷区立松涛美術館」。

 

 

「しょうとうびじゅつかん」と読みます。

 

 

 

 

おー、能!

 

 

現在開催中の展覧会は、「林原美術館所蔵 大名家の能装束と能面」です。

 

 

正直、能ってあまりよくわからないし、美術館自体に行ってみたいと思っていたので、展覧会にはあまり期待していませんでした。

 

 

受付でパスを見せ、スタンプを押してもらいます。

 

 

中に入ると雰囲気のある螺旋階段。

 

 

 

 

B1Fに降りて、大1展示室に入ると、広々した曲面のガラスケースの中に、能の装束がずらーっと並んでいます。

 

 

説明を読みながら、ひとつひとつじっくり見たのですが、一言でいうと良かったです。

 

 

ささーっと見ようかなと思っていたのですが、ひとつひとつの装束の模様に見入ってしまいました。

 

 

特に重要文化財の4つの装束の柄は、なんか好みで、はなれたソファに座って、しばらくボーっと眺めてしまいました。

 

 

お好みは桃山時代の「白地草花模様縫箔」という装束。

 

 

(館内は写真禁止だったので、美術館ホームページをご覧ください)

 

 

ほんのり日本史

 

 

「安土桃山時代」とは、1573年から1603年の間だそうです。

 

 

ずいぶん短いですね。

 

 

それまで200年以上続いていた、足利将軍家の「室町時代」。

 

 

1573年に織田政権が確立して、信長の居城であった安土城、豊臣秀吉の居城伏見城のあった桃山丘陵地域から、「安土桃山時代」と呼ばれるそうです。

 

 

関ケ原の戦いが1600年くらいだったっけ?、くらいの知識だったので、日本史の勉強になりました。

 

 

400年位前のものが、時を超えて現在目の前にあると思うと、なんか不思議な気持ちになります(古い物を見るといつも思う)。

 

 

2Fへ

 

 

そのあとこの展示室をあとにして、エレベーターで2Fに上がります。

 

 

エレベーターを降りるとロビーがあり、写真OKのスポットが。

 

 

3種類のお面があったので、ひとつ選んで自撮り。

 

 

 

 

ちなみにこのロビー、フカフカのソファーが置いてあって、すごくくつろげます。

 

 

次の展示室はサロンミューゼという名前。

 

 

こちらには、男物の装束がならんでいます。

 

 

確かに男性らしい、力強い感じの装束の柄です。

 

 

奥の部屋には、扇子と能面が。

 

 

こわい能面とか、おもしろ顔の能面とかありました。

 

 

このお面は誰々さんに似ているな、とか思ったりして(ナイショ)。

 

 

建物がすてき

 

 

建物は中庭があって、そこに面した窓から光が入ってきて、なんともすてき建築でした。

 

 

 

 

下をのぞくと、渡り廊下があって、その下の噴水もこれまたすてきです。

 

 

 

 

夜になったら、これまたいい雰囲気になるのでは。

 

 

静かな雰囲気で、展覧会も美術館自体もすてきで、とてもよかったです。

 

 

じつはこのあと、すぐ近くにもう1か所美術館があるということで、行ってきました。

 

 

つづく

 

 

 

柄つながり。一時期はまってました。

 

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