大充実の「印刷美術館」をあとにし、市ヶ谷方面に歩きます。
スマホの地図を見ながらですが、さっきは大きな道を通ったので、今度は少し細い道を使って、ショートカット。
するといつの間にか、神楽坂にいました。
思ったより細い坂道を下ったのですが、両脇にはお店がぎっしり、人はたくさんでにぎわっていました。
なにも下調べしていなかったし、おなかも空いていたので、神楽坂散歩はまたの機会に。
のんびり30分弱歩いて、お店に到着。
「麺や庄の」さんです。
先日食べたラーメンがおいしかったので、系列店のこちらに。
期間限定メニュー?の「紅芋秋つけめん」にしようか、すごく悩んだのですが、スタンダードな「らーめん」を注文。
平日13時45分にお店に到着。
外に1人待っていましたが、5分くらいで入れて、さらに5分後に「らーめん」がでてきたので、そんなに待たずにすぐ食べられました。
おいしかったです。先日のらーめんほどのインパクトはなかったのですが、こちらは安心して食べられるおいしいさ。
お店の方々も、活気があっていい雰囲気です。
またほかの系列のお店に行ってみたいと思いました。
お腹いっぱいになって、のんびり市ヶ谷駅に。
最近、このブログであちこちにおでかけしていますが、本当は電車や人込みがとても苦手です。
自分的には「だいじょうぶ、だいじょうぶ」と言い聞かせて、あまり緊張しないように心がけています。
なので、用事が終わったら一刻も早く帰りたいのですが、ふと地図を見ると少し歩けば「靖国神社」があります。
「靖国神社」の私のイメージは、戦争で亡くなった方々の慰霊の神社。
夏になると、首相や国会議員が参拝するしないで、他国からいろいろと批判されたりするところ。
なんとなく、ちょっと近寄りがたいところという思いがありました。
でもせっかく近くにいるし、この機会を逃すと訪れることはないのではと思い、意を決して歩くことに。
駅から東に向かって歩きます。
しばらく歩いて(10分くらい)門がありました。
あとで調べたらここは南門というところで、本来は九段下の方から、第一の鳥居方面からくるのがよかったのかもしれません。
思いつきで来たので、よくわからず散策。
政治的思想とかは抜きにして、樹々や池など歩いて気持ちのいいところでした。
ただ、樹木の説明書きに、戦争に行って亡くなられたご遺族の方々や、その部隊の生存者の会の方々が植えられたものです、とあると悲しいというか、思わず祈ってしまいます。
ふだん生きていて、戦争とか政治とか、国同士の関係とか、そういうことはなんとなく面倒に感じて、個人の生活で精一杯なんて思ってしまいます。
ただ自分がどう思おうと、この100年近くの間に戦争があって、いろんな思いはあるにせよ、いろんな場所で国のために亡くなっていった方々がいるという事を、改めて感じ考えることができました。
この桜の木、たぶんとても有名だと思います。
なぜなら、桜が開花したかどうかの基準となる木だからです。
お天気ニュースなんかで聞いたことがある、その桜はここ靖国神社にあったのですね。
来年のお花見のころ、自分は何をしているのだろうか、と考えてしまいました。
(たぶん花粉症ですが)。
でも、体調くずして無職になったおかげで、今まで仕事して週末のんびりしてというサイクルから抜け出し、こうしていろんな所でいろんな事を知ることができるようになったので、人間万事塞翁が馬だなぁとあらためて思うのであります。
というわけで、市ヶ谷近辺散歩でした。